指揮:仲田 淳也(なかた じゅんや)

国立音楽大学卒業。2003年より3年間伊・ミラノに留学、2015年より2年間再度渡欧、独・レーゲンスブルク歌劇場及び墺・ウィーンフォルクスオーパーで指揮者として研鑽を積む。ウィーンでは指揮をA.エシュヴェ、湯浅勇治両氏に師事。2018~22年に文化庁子供の育成事業にて藤原歌劇団の指揮者として合わせて31公演を指揮。2019年8月には伊・ブッセートのヴェルディ劇場にて『イル・トロヴァトーレ(レオノーラはR.レドーリア)』を指揮し伊デビュー、9月には新国立劇場中劇場で『トスカ』を指揮した。また2022年には藤原歌劇団公演ジ・インペリアルオペラ『蝶々夫人』を指揮し公演を成功に導いた。

新国立劇場オペラ研修所講師を経て現在昭和音楽大学及び大学院講師。
平成17年度文化庁在外研修員としてC.カメリーニ(スカラ座元音楽監督)、P.ベルリーノ(同コレペティトゥア)両氏に学ぶ。帰国後は指揮を星出 豊氏に師事し、新国立劇場、藤原歌劇団、日本オペラ協会のオペラ公演に音楽スタッフとして参加。2012年にヴェルディ作曲『イル・トロヴァトーレ(ルーナ伯爵はM.アウグスティーニ)』を指揮してデビュー後は、オペラを中心に多数の作品を指揮し近年は各地でオーケストラ公演にも客演している。